皆さんこんにちは。
けびんの部屋へようこそ。
今回は実は迷惑をかけてしまっているかもしれない映画館でのNG行動について解説していきたいと思います。
映画館で「あの人〇〇するのやめてくれないかなあ。。。」っと思ったことはありませんか。
映画マナーについてしばし議論が巻き起こることからも分かるように実は気づかない間に他人に迷惑をかけてしまっていることは意外と多いです。
もちろん本人に悪気はないと思います。
しかし自分は気にしていなくても他人は気になってしまうという認識の違いがこのような問題につながってしまうのです。
ですから実は自分の行動を嫌がる人がいるかもしれないと想定することが非常に大事になってきます。
ここでは映画館で他人に迷惑をかけてしまう可能性がある行動を紹介していきたいと思います。
より多くの人と感動や作品の良さを分かち合うためにも今一度自らの行動をチェックしてみてください。
それでは本題に入っていきましょう。
はじめに

映画館に限らずマナー問題は人によって感じ方が違うことから議論となることも少なくありません。
映画の録画や録音のように法律で「悪」だと明言されているものなら明確な線引きができるのですがマナーに関しましては各個人の良心や判断にゆだねるほかないのです。
今から紹介するのはあくまで「こういうことを気にしている人もいる」といった内容です。
絶対〇〇しなければならないといったような強制力があることではありませんし、当然特定の人物を誹謗中傷し個人間でのトラブルを助長するようなものでもございません。
あらかじめご了承の上読み進めていただけると幸いです。
大前提として押さえておきたいこと

さて上項で「人によって感じ方が違うことから議論となることも少なくない」と紹介したばかりで恐縮ですがこの項で紹介する内容は映画館で上映中のマナーとして明言されているものとなります。
最低限守るべきものとして確認していきましょう。
ケータイの電源はOFFに
マナーモードやお休みモードにする人も多いかと思いますが設定によっては複数回同じ連絡先から着信があった場合に通知が来てしまうこともあります。
ケータイ電話、スマホの電源は一応OFFにしておくことをお勧めします。
上映中はしゃべらない
複数人で映画を見に来ていると感想を言い合いたくなってしまうものですが上映中は控えましょう。
ひそひそ声でも割としっかり聞こえていますのでおしゃべりは劇場を出てからにしましょう。
前の席を蹴らない
席を蹴る側は大したことがないと思っていても蹴られた側はかなりの衝撃を感じます。
足が座席に当たっただけでも前に座っている人は蹴られたと感じます。
衝撃の強弱の問題ではなく衝撃を感じてしまうこと自体が問題なので前の席は決して蹴らないようにしましょう。
撮影・録音は厳禁
劇場内での映画の撮影・録音はれっきとした犯罪です。
映画の盗撮防止に関する法律について文化庁のホームページでは以下のように記載されています。
著作権法第30条第1項では,私的使用を目的とするときは,例外的に著作権者の許諾なく著作物の複製ができることとされていますが,映画の盗撮の場合については,この規定は適用されません。映画の盗撮により著作権を侵害した者は,私的使用目的で行った場合であっても,罰則(10年以下の懲役,又は1,000万円以下の罰金又はこれらの併科)の対象となります。
引用元:映画の盗撮の防止に関する法律について | 文化庁
劇場内での映画の撮影や録音を目撃した場合は速やかに劇場スタッフに知らせましょう。
実は迷惑かけてしまうかもしれないNG行動

ここからは自分が気付かないうちに他人に迷惑をかけてしまう可能性のある行動について紹介していきたいと思います。
映画館に来るすべての人が気持ちよく映画を楽しめるように、
「こういうことを気にする人がいる」ということぐらいは把握できているとよいですね。
貧乏ゆすり
「爆音が流れる映画館、貧乏ゆすりの音ぐらい大丈夫なのでは?」と思われるかもしれませんが隣に座っているとかなり気になります。
靴が地面をたたく音だけではなくズボンの衣擦れ音なども発生してしまいます。
また音が聞こえなかったとしても振動は伝わってしまうので貧乏ゆすりはやめた方が良いでしょう。

貧乏ゆすりに関しては映画館に限らず日常生活でも気にする人が多いから癖になっている人は直した方が良いかもね
帽子をかぶったまま映画を見る
映画館の座席の背もたれは高めに設定されているとはいえ、後ろからだと前の人の頭が見えます。
ですからつばのある帽子などをかぶったまま映画を見てしまうと後ろの人の視界に帽子のつばが入ってしまい迷惑をかけてしまう可能性があります。
「つばなんて大した面積でもないし大丈夫じゃない?」と思われるかもしれませんが問題は面積ではなくつばが目立ってしまうというところにあります。
後ろからだと横一列に並んで見えるはずの座席の影がつばのところだけひょこっと突起になってしまい目立ってしまうのです。
どうしても上映中に帽子をかぶりたいという方はつばがないニット帽などをかぶるようにしましょう。
上方向への伸び
上映時間の長い映画だと疲れて伸びをしたくなってしまうことがあると思います。
そんな時は上ではなく目立たないように前側に伸びをするようにしましょう。
上側への伸びはたとえ座席の高さを意識していたとしても目立ちます。
後ろの人からすると急に視界に動くものが入ってくることになりますので伸びは前方向にするようにしましょう。



前に伸びをするときも横の人の迷惑にならないように注意してね!
シリアスな(静かな)シーンでポップコーンを食べる
ポップコーンを食べる音というのは何度も議論を巻き起こしている問題です。
「うるさい」という意見もあれば「神経質すぎる」という意見もあり人によって認識が大きく分かれているポイントとなっています。
ポップコーンは映画館で販売されているものですし食べることで尿意を感じにくくなるなどの効果もあるため「ポップコーンを食べることが悪い」というのはお門違いです。



ポップコーンを食べながら映画を楽しむために映画館に来ている方もいるしね!
しかし音が出てしまうということは紛れもない事実ですので静かなシーンやシリアスなシーンで食べるのは避けた方が良いかもしれませんね。
個人的にはトイレ対策という意味でも映画の序盤に食べ終わってしまうくらいのペースをお勧めします。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
>>映画ガチ勢が教える 映画館におけるトイレ対策 上映中にトイレに行きたくない人必見


エンディング・スタッフロール中に席を立つ
映画のエンディング・スタッフロール中に劇場をあとにするのは控えるべきでしょう。
どうしてもトイレを我慢できないといったようなやむを得ない理由があるときは仕方がありませんがエンドロールも作品の一部です。
余韻に浸っている時に前を人が通過するのを嫌がる方も多いと思いますので避けるべき行為だと思います。
そして何よりエンディング後の「おまけ」映像を見逃してしまう可能性があります。
自他ともに損をしてしまう可能性がありますので退席するのは劇場が明るくなってからにしましょう。
上映後に大声でネタバレを含む感想を言う
映画を楽しんだ後に感想を友達と語りたい気持ちは十分理解できますが周りの人には配慮しましょう。
特に上映後のトイレでネタバレを含む感想を大声で話している方をよく見かけます。
確かに上映後のトイレは同じ作品を観た人でごった返しますが、違う作品を観に来た人も当然いるわけです。
その人たちにも同じ感動と喜びを味わってもらうために大声でネタバレを含む感想を言うのは控えましょう。



トイレに限らず公共の場で公開中の映画のネタバレをいうのはやめた方が良いね!
まとめ
それでは今回の内容をまとめていきましょう。
まとめ
はじめに
- マナーの問題は人によって考え方が大きく変わってくる
- 明確に禁止されているものは少なくその人の良心と感覚に判断をゆだねているものが多い
大前提として
映画館から上映中のマナーとして明言されているものは最低限守るべき
- 上映中は携帯電話の電源を切る
- おしゃべりはしない
- 前の座席は蹴らない
- 映画の撮影・録音は犯罪
実は迷惑をかけているかもしれないNG行動
- 貧乏ゆすり
- 帽子をかぶったまま映画を見る
- 上方向への伸び
- シリアスな(静かな)シーンでポップコーンを食べる
- エンディング・スタッフロール中に席を立つ
- 上映後に大声でネタバレを含む感想を言う
今回は実は迷惑をかけてしまっている映画館でのNG行動について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
映画のチケット代はその映像作品を視聴するためだけの費用ではありません。
大画面での映画の視聴、高音質で迫力のある音響設備、映画館独特の雰囲気など様々な要素を含んだ費用なのです。
自分の好きな映画をより多くの人に好きになってもらうためにも他人に配慮した行動をとることが重要となります。
なかには「神経質すぎるだろ」と腑に落ちない部分もあるかもしれませんが知っているだけでも変わるものがあると思いますので是非頭の片隅にでも入れておいてください。
映画をたくさんの人が楽しめるように協力していきましょう。
また、映画館だけではなく家でも映画を楽しみたいという方はおすすめの動画配信サービスを紹介した以下の記事も参考にしてみてください。
>>映画、アニメ、ドラマ好きが紹介する おすすめの動画配信サービス4選!! 価格や特徴、作品数を紹介!!


以上を今回の記事とさせていただきます。
また他の記事でお会いできるのを楽しみにしています。