皆さんこんにちは。
けびんの考察部屋へようこそ。
今回の記事は大学のサークル選びで注目すべきポイントについて話していきたいと思います。
ご存じの通り多くの大学ではクラス制をとっていないため、友達を作るうえでサークル活動は非常に重要な要素になってきます。
そんな、大学生活を左右するかもしれないサークル活動でしっかり自分に合ったサークルを選ぶために注目すべきポイントなどをこの記事では紹介していきます。
この記事ではまず前半でサークルを選ぶにあたってどのような点に注目し比較、検討を行えばよいかを紹介し、後半で実際にサークルを選ぶときにどのような行動をとればよいかを紹介します。
サークルで大学生活が決まるといっても過言じゃない!
それではさっそく今回の内容に入っていきましょう。
サークル選びで注目すべきポイント
さて、ひとえにサークルといいましてもその活動内容、活動目的は様々です。
以下の3種類があることはサークル生活を楽しく過ごすために絶対に知っておかなければなりません。
- 交流が活発なサークル
- 練習などの活動自体が活発なサークル
- 交流も活動も活発なサークル
まずこの三つの違いについて説明していきます
交流が活発なサークル
これは競技の練習や活動よりもサークルの中でほかの人と友達になったり、恋愛をしたりするのが中心であるタイプのサークルです。
実はこのようなサークルは非常に多く、メンバーもかなり多いというのが特徴です。
仲間内で遊ぶこと、飲み会を開くこと、恋愛をすることがサークルの中心となっているため、まじめに活動するというよりはレクに近い感覚で活動しています。
ですから、その競技をやったことがない初心者の方でも気軽に入会することができ、最終的に入会者が増えてしまうという傾向があります。
初心者が増えることにより活動のレベルはどうしても下がってしまうため純粋に活動を楽しみたい方にとっては物足りないでしょう。
しかし、例えばフットサルサークルの場合、サッカー経験が少しでもあればそんなにレベルが高くなくても上級者として扱われ周りにチヤホヤされます。
レベルが高くないからこそ楽しめる要素も存在するのです。
もし、大学内での恋人探しや友達作りのためにサークルを探しているならおすすめですがその活動をある程度まともに楽しみたいという方にはおすすめできません。
以下の呼称を交流型とします。
いわゆる陽キャ、大学生らしいキャピキャピした感じを求めている方におすすめ!
練習などの活動自体が活発なサークル
このタイプのサークルはひとつ前に紹介した交流が中心のサークルと反対でその競技、活動自体を楽しむこと自体が中心となっているサークルです。
ですからサークルのメンバーはその競技、活動の経験者であることが多く、質の高い練習に参加できることが特徴です。
人数は中規模である傾向にあります。
しかし、それゆえ初心者が参加するには多少ハードルが高く大学から新しく何かを始めたい人にとっては努力が必須になってくるでしょう。
スポーツ系よりも音楽などの文科系のサークルの方が全体の人数が少なく、サークル側も入会者獲得のため初心者にきちんと対応するといった印象を受けます。
以下の呼称を練習型とします。
ガチでスポーツなどを楽しみたい方におすすめ!
交流も活動も活発なサークル
そして最後は練習などの活動もサークル内交流も活発なサークルです。
こちらはその競技の経験者が質の高い活動とサークル内交流の両方を求めた結果誕生したサークルです。
ほぼその競技の経験者で構成されており、その環境に耐えながら活動を続けている初心者は非常に貴重な存在といえます。
人数は多くなる傾向にあります。
しかし、このようなサークルにもやはり競技レベルの差があり、新歓期にたくさんの人が入会したとしても一年たつ頃にはかなり人数が減ってしまうでしょう。
以下の呼称を交流練習型とします。
活動も交流もバランスよく楽しみたい方におすすめ!
以上の3種類を意識してサークルを比較していくことをお勧めします。
それでは次はどのような点に注目すればよいのかについて話をしていきます。
男女比に注目する
この方法は体育会系のサークルが上記のどれに当てはまるのかを調べる際に有効です。
なぜならスポーツをやるうえで男女の差というのは無視できない要素でありそのサークルが目指しているところによって男女比に違いが出てくるからです。
男子が多いサークル
まず一番わかりやすいのが構成サークル員のうちほとんどを男子が占めているサークルです。
このようなサークルは上記の中だと練習型である可能性が非常に高いです。
多くのスポーツでは男女が別でプレーします。
これは男女混合では肉体的な差からフェアにプレーができないからです。
よってサークルの構成員が男子で占められている場合、交流よりもプレーに集中したいと考えている場合が多く非常に高いレベルの活動をしていると予想されます。
しかし、この逆である女子だけのサークルはほぼないため、女子が質の高い活動を求めるときは交流練習型のサークルに入会する場合が多いです。
男女比が同じor女子の方が少し多いサークル
次に男女比が同じくらい、もしくは女子の方が少し多い場合についてです。
サークルがこの男女比の場合交流型か交流練習型である可能性が高いです。
交流型の男女比がこのようになるのは、友達、特に恋人を作るという目的を持った人が多いからです。
また活動のレベルも高くないため初心者が参加しやすく初めてその競技にチャレンジする女子にとってハードルが低いということも理由の一つです。
そして交流練習型について。
上でも言ったように女子のみで存在しているサークルは非常に少ないため女子が質の高い練習を求めるときは交流練習型のサークルに入会するしかありません、それが交流練習型のサークルの男女比を均一に保っている理由であると考えられます。
このように男女比にはそのサークルの性質が出るので是非注意してみるようにしましょう。
活動内容のレベル、活動頻度に注目する
次に活動内容と活動の頻度について話をしていきます。
これは先ほどとは違い、体育会系でも文科系でも共通することです。
サークルを決めるうえで活動のレベルと頻度は非常に重要なポイントになります。
活動レベルが合わずやめてしまうパターン
自分のレベルにあったサークルを選ばないとレベルの差による劣等感を感じサークルに行きにくくなり、最終的にやめてしまうというパターンにつながってしまいます。
実際、僕も自分のレベルに合わないサークルに入会し1年もたたないうちに退会しました。
またこのレベルの差というのは自分のレベルが低いという場合以外に周りのレベルが低いという場合があります。
こちらに関しては、自分と同じようなレベルの人がいないため、思い切り活動することができず活動自体をめんどくさいと考えるようになり、やめてしまうパターンが多いです。
このようなパターンは、活動を楽しみたいのに交流型のサークルに入会してしまった人に多く見られます。
活動頻度がスケジュールに合わずやめてしまうパターン
また活動のレベルだけでなく活動頻度にも注目しなければなりません。
サークルの中には練習の日程が決まっていて参加を強制するサークルもあります。このような場合サークルの予定を中心に自分のスケジュールを組まなければなりません。
この強制参加という義務感にめんどくささを感じ、やめていくパターンが多いです。
また授業などの外せない予定とサークル活動などがぶつかる可能性などもあるので活動頻度にも十分に注目しましょう。
いくらサークルといえど入会するときには入会費を取られるので後々やめることがないよう自分のレベルにあったサークルを選びましょう。
お酒について注意する
さて安全で楽しいサークル生活を送るためにこのお酒との付き合い方を考えるのは非常に大切です。
なぜならお酒によるトラブルは生死に直結する場合があり、若気の至りでは済まない状況に陥ってしまうからです。
サークルに入る前にサークルのお酒事情に関してはしっかり調べておきましょう。
お酒から自分を守る
最近ではお酒によるトラブルに対する罰則を強化している大学が増え、安全で良心的なサークルが増えました。
新歓コンパなどでお酒を強要してくるサークルは非常に少ないといっていいでしょう。
しかしそれでもお酒の強要が根絶したわけではないので、飲みたくないときは飲みたくないとしっかり断るようにしましょう。
できないときは潰れたふりなどをしてそれ以上飲まされないように自分の身を守りましょう。
飲酒のレベルを知る
大抵のサークルでは新歓活動の時にサークルメンバーにお酒に関しての質問をすればどのような状況なのかを教えてくれます。
いわゆる「飲みサー」も同じようなペースでお酒を飲めるメンバーを求めているので、多少の濁しはあったとしても大幅に事実と違う内容を伝えてくるということは少ないでしょう。
お酒には人間関係と深くかかわる部分があり無理して自分のペースに合わないサークルを選べばトラブルにつながるだけではなくサークル内の人間関係もうまくいかなくなります。
そうならないためにもお酒に関してはあらかじめしっかりとした情報を収集しておきましょう。
アルハラは立派な犯罪です!
人数に注目する
自分がどのような活動をしたいかによってサークルに求める規模、人数は変わってきます。
交流型のサークルを求めている人が人数の少ないサークルに入会しても十分に楽しめないのは容易に想像できるでしょう。
また落ち着いた雰囲気で活動したい人が大規模なサークルに入っても同じく楽しめません。
各サークルの雰囲気は人数をみれば大体予想することができます。
自分の求めている規模のサークルに入会するよう心がけましょう。
サークル選びの具体的な方法
さて、今まではサークル選びにおいて注目すべきポイントをあげていきました。
ここからは具体的にどのような行動をとって各サークルを比較、検討すればよいのかについて話していきたいと思います。
新歓活動に積極的に参加する
新歓期になると多くのサークルが新規入会者を求めて積極的に活動をします。
これを新歓活動といいます。この新歓活動は大きくコンパと活動体験に分けることができます。
新歓コンパ
コンパでは実際のサークルメンバーと一緒に食事をしながらサークルについての話をします。
このコンパで仲の良い先輩や同期を作ることができればスタートダッシュは決まったようなものです。
またコンパの参加費はサークルの運営費から補助が出ることが多く、新入生はかなり安く参加することができるのも魅力です。
活動体験
活動体験では実際にそのサークルの活動を体験することができます。
また活動を通してそのサークルの普段の雰囲気や活動レベルを知ることができるのでとてもおすすめです。
コンパと活動体験に共通して言えるのが積極的に参加することでより雰囲気を理解することができるということと、名前を覚えてもらえ、サークルに入会した時に自然に溶け込むことができることです。
ぜひたくさんの新歓活動に参加してみてください。
公式SNSをチェックする
この時代、ほぼすべてのサークルがSNSをつかって告知をしているといってもいいでしょう。
そのサークルの新歓活動に参加する前にささっとSNSでそのサークルについて調べてみてください。きっとアカウントが存在しているはずです。
そして、そのアカウントにはそのサークルの情報が簡単に紹介されているのでそれを見てどのようなサークルなのかをあらかじめイメージしておくことも重要です。
また、新歓活動に参加するのに予約が必要なサークルもありSNSを使って予約を受け付けている場合が多いです。
公式SNSは事前にチェックしておきましょう。
最初はとりあえずたくさん入会する
やはりいくら新歓活動に参加しても、どのサークルが一番自分に合っているのかを判断するのは非常に難しいです、そのサークルの先輩だけではなく同期によってもどれだけ充実したサークル生活を送れるかは変わってきます。
そんなときは自分の中での最終候補まで残ったサークルにすべて入ってしまうという方法をお勧めします。
後から厳選していく方法
サークルの入会金は基本的にそんなに高くないです。
高いのは新歓費と呼ばれる年度が替わる際に払う新歓活動のためのお金。
ですから今は入れるだけのサークルに入って一年間かけてゆっくり決めることをおすすめします。
新歓期に人が増えて、その後どんどん減っていくということは大学のサークルでは普通のことなので相手側もそんなに気にしません。
最終的に一つのサークルに絞るのか、兼サーするのかもこの間にしっかり考えることができるのでとてもおすすめです。
またサークルは基本、後から入る方がハードルが高くなってしまうことに加え、中には新歓期以外の入会をうけつけていないところもありますので自分の生活費と相談し複数のサークルに入っておくことをお勧めします。
まとめ
さて今回はサークル選びについて話をしてきました。
今回話したポイントを最後にまとめておくと
- サークルの種類を知る
- 男女比に注目する
- 活動レベル、頻度に注目する
- お酒には注意!
- 人数に注目する
- 新歓活動に積極的に参加する
- SNSを活用する
- 最初は入れるだけ入る
となります。
最初に言った通り大学生活においてサークル活動というものは非常に大きな意味を持ちます。
そんな大切なサークル選びに失敗しないためにこのようなことに注意して、たくさんのサークルを比較、検討し自分に合ったサークルを選べるようにしましょう。
そこではきっと最高の青春があなたを待っているはずです。
それではまた他の記事でお会いできるのを楽しみにしています。