皆さんこんにちは。
けびんの部屋へようこそ。
今回は地震対策用の突っ張り棒について紹介していきたいと思います。
先日の地震で本棚を固定するつもりで使用していた100均の突っ張り棒が地震対策という観点ではまるで無意味だったということを知り地震対策専用の突っ張り棒を購入しました。
手っ取り早く商品だけを知りたいという方のために先に紹介しますと今回僕が購入した商品はアイリスオーヤマの地震対策用突っ張り棒です。
お値段を含め様々な商品を検討しましたが最終的にはこちらを購入しました。
設置の仕方なども含め紹介していきたいと思います。
まだ地震対策をしていないという方はこれを機にぜひ対策を考えてみてください。

それと出先での災害はモバイルバッテリーの有無で大きく変わってくるから下の記事も読んでみてね!
>>コンセントに直接差せる充電器兼モバイルバッテリーが使いやすすぎるので布教したい!!


100均の突っ張り棒は地震対策になる?
昔の自分も含め多くの方が抱くであろう疑問として、100均の突っ張り棒は地震対策として使用できるか?というものがあると思いますが、
結論としてはNOです。
僕も以前は100均の突っ張り棒を地震対策として本棚に取り付けていましたが、地震対策としては本当に焼け石に水であるということを知りました。
東北で震度6強を観測した地震が発生した際、僕の住んでいた地域でも震度3ほどの揺れが観測されましたがこれだけで100均の突っ張り棒は本棚から外れてしまったのです。



マンションだからさすがに震度3よりは大きく揺れていたと思うけどね
幸いなことに本棚が倒れる前に押さえることができたので最悪の事態は防ぐことができましたが100均の突っ張り棒は地震対策にならないということを痛感させられました。
当時僕が使用していた突っ張り棒は2本。もっと大量に使用すれば地震対策にならなくもないかもしれませんが場所も取ってしまいますし見た目も悪いのでそれなら地震対策に特化したものを購入した方が賢明であると思います。
アイリスオーヤマ地震対策用突っ張り棒
今回僕が購入したのはアイリスオーヤマの地震対策用突っ張り棒です。
値段的にもリーズナブルな部類ですしサイズについても充実しています。
サイズ | 寸法 |
---|---|
SSS | 13cm~23cm |
SS | 23cm~30cm |
S | 30cm~40cm |
M | 45cm~60cm |
ML | 50cm~80cm |
L | 60cm~100cm |



取り付け場所の寸法は購入前にしっかりと確認しよう!
パッケージはこんな感じです。





2本で1箱だから購入するときは間違って2箱買わないように注意してね!
取扱説明書は内包されていませんが箱の裏面に取付方法や注意事項が丁寧に記載されています。


内容物は以下のようになっています。
突っ張り棒の棒の部分が2本、天井と家具に接触するパーツがそれぞれ2セット、そして突っ張り棒の長さを固定するためのねじが2つですね。


やっぱり地震対策用突っ張り棒の最大の特徴はこの天井と家具に接触するパーツといっていいでしょう。


理系大学生として工学的な視点からもコメントすると、点で接地するのと面で接地するのではまるで安定感が違いますからまさに地震対策に特化した造りになっているといってよいでしょう。
また突っ張る機構に関してもひねりによる長さ調整とねじを棒に貫通させることで固定するという方法を取っているので安定感が抜群です。
100均などで購入できる突っ張り棒は突っ張りの機構にひねりによる長さ調整とバネの伸縮を採用していますが、これだと大きな力がかかった時にバネが伸縮してしまいがっちりと固定することができません。
物干しざおとして使用するのなら手軽に取り外しができる非常に優秀な機構となるのですが耐震という面では心もとないのです。



少し考えれば100均の突っ張り棒じゃ地震対策にはならないって簡単にわかるのになんで僕は何も考えずに取り付けてたんだろう。。。
設置の仕方
それでは早速設置の仕方を説明していこうと思います。
まずは分解された状態である突っ張り棒を組み立てることから始めます。
以下の写真のように突っ張り棒のひねる部分がついている側に、


注意書きが印字されている方の接地パーツを取り付けます。





溝に合わせてしっかりはめ込んでね!
反対側も同じように接地パーツを取り付けるのですがしっかりとはめ込まないと固定できなくなってしまうので、いったん突っ張り棒を2つに分解してきちんと奥まではめ込むようにするのが良いと思います。


このままだとスルスルと長さが変わってしまい全く固定するができないのでここで付属のねじを使います。


突っ張り棒を固定したい箇所にあてがい大まかに長さを決めます。


そうしたらその長さを保ったまま該当部分にねじを取り付けます。


ねじは突っ張り棒を貫通する形で取り付けることになりますので少し力のいる作業になります。
力を入れにくい体勢をしている際は突っ張り棒の長さを保ったままいったん取り外してねじを取り付けることをお勧めします。
ねじを取り付けたらあとは突っ張り長さを調節し固定するだけです。
ひねり部分を「つっぱる」と書かれている方向にまわして家具をしっかり固定しましょう。


これで設置完了です!


試しに本棚を大きく揺らしてみましたが全然動かなくてびっくりです(笑)
今までとは比べ物にならないくらい地震に強い本棚になりました。
これで寝ている間に地震が来て本棚につぶされるという最悪なケースとはおさらばです。
まとめ
さて今回は地震対策用の突っ張り棒について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
「突っ張り棒 地震対策」と検索するといろいろな突っ張り棒がヒットしますがお値段、評価等を検討した結果僕は今回紹介したアイリスオーヤマの地震対策用突っ張り棒を購入しました。
コスパ抜群かつ想像以上の固定効果を確認できましたので売り切れる前に急いで食器棚の分も追加注文しました(笑)
大きな地震が発生すると品薄になることが予想されますので地震対策をお考えの方はできるだけ早めの注文をお勧めします。



僕が注文した時も既に売り切れているサイズがあったよ!
また突っ張り棒を突っ張るほど天井に強度がないという方には「不動王シリーズ」がおすすめです。
こちらはボルトの代わりに粘着シールを使用して棚と壁を固定する耐震グッズとなっています。
他にも僕が購入してよかったものを紹介している記事はたくさんありますのでぜひチェックしてみてください。


以上を今回の記事とさせていただきます。
また他の記事でお会いできるのを楽しみにしております。