皆さんこんにちは。
けびんの部屋へようこそ。
今回の記事はバトオペ2機体レビューです。
今回レビューするのは、、、
Zガンダム
数あるモビルスーツの中でも人気がかなり高いZガンダム、かっこいいですよね。
Zガンダムは誰でも活躍できるお手軽機体というわけではありませんがプレイヤーの腕によって大きく化ける機体だと思います。

原作の設定がうまく再現されていますね(笑)
それでは早速そんなZガンダムをレビューしていきたいと思います。
時間がない方は「まとめ」を見ていただくことで記事の大まかな内容を把握することができます。
基本情報
それではZガンダムの基本情報を確認していきましょう。
引用元:機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
引用元:機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
防御面
機体HPは17500。耐実弾補正、耐ビーム補正、耐格闘補正がともに22。
バランス型で柔らかいという印象はあまり受けませんね。
運用スタイル的にもこのバランス型の防御補正としっかりマッチしていてとてもいいと思います。
カスパを防御寄りにすることでカチカチ機体にすることができます。
防御面についてはまずまずといったところでしょう。
攻撃面
射撃補正が35。格闘補正が25とまさかの射撃寄り機体です。格闘判定は中でカウンターは残念ながら弱。
武装と運用スタイルから考えてみると本機体のメインダメージソースは格闘です。
運用スタイルと数値がかみ合っていない点から考えるとマイナスですがこれで格闘寄りだと壊れ機体になりかねないので調整ということでしょう。
バイオセンサーが発動すると格闘火力がかなり上がるのでできるだけバイオセンサーの恩恵を享受しながら運用していきたいところです。
とびっきり火力が出る機体というわけではないと思います。
足回り
スピードが130、高速移動が215、スラスターが75、旋回が66です。
足回りに関してはかなり優秀だと思います。
またスキルのバイオセンサー発動時に旋回には顕著な違いが出るので通常よりもさらに動きやすくなります。
スキル
引用元:機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
Zガンダムのスキルは汎用機としてはかなり充実していて基本困ることはないと思います。
汎用機として最低限必要な緊急回避制御、高機能バランサー、格闘連撃制御に加え空中制御プログラム、強制噴射装置も保有していることから格闘においてもかなり有利に戦闘を進めることができると思います。
そして本機体最大の特徴である変形スキルにより長距離移動や逃げることに関しても、ずば抜けた性能を発揮することができます。
機体HPが30%を切ると発動し、各種パラメータを大幅上昇させるバイオセンサーもかなり優秀なスキルですが発動した時にはすでに瀕死ということもありHPの減り方で恩恵が大きく変わってくる不確定要素が高めのスキルだと思います。
ちなみにバイオセンサーによる数値上昇は射撃補正+5、格闘補正+30、各防御補正+15、スピード+5、スラスター消費-20、旋回+15、+緊急回避制御Lv2となっているのでカスパを組む際はバイオセンサーを計算して数値上限を超えないよう注意する必要があります。
武装
引用元:機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
Zガンダム用ビーム・ライフル
威力2000、弾数6、射程距離450mの即よろけ武装です。
威力と射程に関しては優秀ですがクールタイムが6秒と長く、やはりダメージソースというよりはよろけ取りようの武装です。
クールタイムを考えて一発一発を外さないよう丁寧に撃っていく必要があります。ウェイブライダー時にも使用することができます。
引用元:機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
Zガンダム用ビーム・サーベル
威力2300、クールタイム2.5秒。
モーションは通常の連邦モーションより若干縦振りですが数値からもわかる通り優秀な武装です。
乱戦時のFF対策や追撃で真価を発揮します。
引用元:機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
ロング・ビーム・サーベル
威力2300、クールタイム4秒の格闘副兵装ですが個人的にはこちらがメインウェポンと考えていいと思います。
最大の強みはやはりリーチの長さで下格闘は二段攻撃となっており範囲がかなり広いです。
そのためFFにも配慮しなくてはなりません。
クールタイムと切り替え時間が普通のビームサーベルより長いので格闘の入りはこのロングビームサーベルからが望ましいでしょう。
ただ最大火力が出るコンボは普通のビームサーベルから入るので、時と場合によって使い分けなければなりません。
追撃は高低差に弱いので普通のビームサーベルの方が優秀だと思われます。
引用元:機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
腕部グレネード・ランチャー
威力500、弾数4、射程距離250m。3発ヒットで蓄積よろけが取れます。
蓄積よろけ以外にも格闘追撃が間に合わなさそうなときの追撃用武装として使えます。
その場合相手は静止しているので確実に当てることができ、そこそこな火力を期待することができます。
引用元:機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
頭部バルカン[改修型]
威力70、弾数60、射程距離150mのいたって普通のバルカン。
Zガンダムは武装が豊富なためメインのショートカットからは外されることが多く、基本的には使うことがない武装と考えていいと思います。
使う場面としてはミリ削りくらいですかね。
引用元:機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
Zガンダムシールド
シールドHP3500、サイズM。
硬さでいえばかなり優秀な方に入りますがサイズが小さいためシールドに救われることが多いかについては微妙です。
引用元:機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
ビーム・ガン×2
威力400、ヒート率15%、射程350mのウェイブライダー専用射撃兵装です。
6発当てることで蓄積よろけが取れます。
ウェイブライダー時のコンボやトドメとりで非常に優秀な性能を発揮します。
実際に使ってみて
引用元:機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
突出した強さがあるというよりはすべてにおいて高水準でバランスよくまとまっている機体だと思います。
ですから大きな戦果を出すには技術が必要不可欠となるでしょう。
足を生かした奇襲が主な仕事になると思いますが、防御補正についてもバランスよくまとまっているためカスパ次第で壁汎用としての役割もこなせそうです。
一撃の火力で勝負する機体というわけではなく、地道に格闘で与ダメを積んでいく機体だと感じました。
タイマン戦が得意というわけではないと思います。
本機体は機体コンセプトと実際の運用スタイルに差があります。
射撃寄りの攻撃補正にも関わらず運用スタイルとしては格闘寄りです。
格闘2種持ちというのが射撃型でありながら格闘スタイルを確立できる理由となっています。
初心者でも基本の格闘攻撃、よろけを取って斬るということさえできればカチカチカスパで壁としては役に立てるのではないでしょうか。



ただこういう初心者運用だと火力は出にくいと思う
バランスの良い防御補正に快適な足回り、攻撃のメインが格闘なことに加え、バイオセンサーにより瀕死でも戦うことができる点などから前線を構築する壁汎用としても仕事ができる機体になっていると思います。
しかしあくまで本業は奇襲や味方のサポートだと思います。
優秀な足回りと広範囲なダウン取りができるロングビームサーベルを生かした奇襲攻撃で味方の枚数有利を作ったり、足を生かして味方に駆け付けサポートをするのが本業となるでしょう。
特にロングビームサーベルを使った奇襲は睨まれさえしていなければほぼ確実にダウンを取ることができる攻撃なので積極的に使っていきたいところです。
本機体は格闘2種持ちというアドバンテージはあるものの格闘火力自体が高いわけではないのでダウンを量産し、味方に追撃をアシストしてもらうことでチーム全体の与ダメを大幅に底上げすることができると思います。
「じゃあとりあえずロング下ぶっぱすれば初心者でも火力出せるじゃん」と思ってしまいがちですが、Zの真価を引き出し、戦果を立てるためには練習が必要不可欠です。
2種格闘武装によるコンボやリーチの長いロングサーベルを生かした生当て格闘、変形など、できることが多い分覚えなければならないことも多いのです。
特に最大火力が出るBR→下→ロング下→下は当てるのが難しいので練度が必要になってくるでしょう。
またロング下によるFFにも注意しなければなりません。
ですから個人的には誰が乗っても活躍できるお手軽機体ではなく、練度や技術を要する玄人機体という立ち位置になっていると思います。
さて次にウェイブライダーの使用法について語っていこうと思います。
実際にZガンダムを使ってみると可変機構は優秀なスキルであるものの、使用できる場面が非常に限られるスキルだと感じると思います。
可変を使用する場面は大まかに分けて3つです。
1つ目が長距離移動。
リスポーン地点から戦場までに距離がある場合や開幕直後の位置取り、ボミングの必要があるときなどに高速で現地に到着できるというのが強みです。
とくに位置取りに関しては3次元的な動きができますので他の機体よりもかなり有利に動けるのではないでしょうか。
2つ目が瀕死状態で脱出を図ろうとしている敵に対する追撃です。
ウェイブライダーなら豊富な射撃兵装による追撃に加えラムアタックによる格闘攻撃もあるためミリで逃げ惑う敵にトドメをさすという使い方ができます。
移動速度が速くなっているうえ、三次元異動で障害物をある程度無視できるのでMSでは捕まえることができない敵も捕まえることができると思います。
ただトドメを取った後はスラスターを大量に消費していると思うので敵が密集しているところに着陸してしまう可能性などを考慮して使用しなければなりません。
3つ目が戦線離脱です。
周りを敵に囲まれてしまったとき、可変機構を持たない機体だとやられるのを待つことしかできませんが可変機構を持っている機体なら相手の頭上から離脱することができます。
相手の上を通ることに加え移動スピードも速いので射撃で撃ち落とそうにも難易度が非常に高く、離脱できる可能性が大幅に上昇します。
ただ気を付けないといけないこともあります。
変形した瞬間から無敵状態が解除されてしまうということと変形する瞬間によろけを取られるとダウンしてしまう点です。
ダウンしてしまったり無敵状態が切れると集中砲火を受けてしまいますので確実に逃げれる瞬間を見計らい脱出することを心がけましょう。



緊急回避を行うと長距離の慣性飛行が発生するから積極的に生かしていきたいね!
その他にも乱戦時に可変を生かせないかなど色々な運用方法を試してみましたが小回りが利かないことと常にスラスターを消費していること、変形解除時に大量にスラスターを消費してしまうことがネックとなり、いまいち活路を見出すことはできませんでした。
無理に可変機構を使おうとするとかえってマイナスになってしまうと思うので使うタイミングはしっかりと考えましょう。
まとめ
引用元:機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
それではZガンダムについてまとめていきたいと思います。
Zガンダム
おすすめ度:★★★★
火力:★★★
使いやすさ:★★★★★
かなり高水準でバランスが取れている良い機体だと思います。
足回り、防御面、攻撃面でもバランスの取れた性能をしており前線を構築する壁汎用としての役割も果たすことができると思います。
バイオセンサーによる能力向上の恩恵を多く受けるためにも防御やHPを盛るカスタムパーツをつけて壁汎用としての性能をさらに高めることをお勧めします。
ただ壁汎用としての仕事はできても優秀な戦績を挙げることに関しては難易度が高めなのでおすすめ度を★4とさせていただきました。
火力については、特に突出して高いものは持っておりませんが格闘武装を2種類持っていますし地道に前線で戦っていればそれなりに与ダメは稼げると思いました。
しかし決して火力が高い部類ではないと思います。
射撃補正が高いですが無理に射撃で火力を出そうと考えず格闘を地道に積んでいくのが良いと思います。
そしてこれはおすすめ度を★5にしなかった理由にもつながるんですが格闘がメインなら別にZガンダムでなくてもMk‐Ⅱ(コストなどの相違はありますが)などほかに適した機体がいるので単純な火力を望んでいるプレイヤーにとっては少々不満を感じる火力になってしまっていると思います。
以上の理由から火力については★3にさせていただきました。
使いやすさに関しては文句なしです。
足回りも十分に良く機能していますし、バイオセンサー発同時にはさらに優秀になります。
ストレスを感じることはまずないでしょう。
射撃武装に関しても癖がないものになっていますし格闘も豊富です。
汎用性が高くかなり使いやすい機体だと思いました。
さて今回の記事ではZガンダムのレビューしてきましたが皆さんいかがでしたでしょうか。
全てにおいて高水準にまとまっているので僕としてはかなり満足のいく機体となっていると思います。
しかし上でも述べた通り単純な格闘運用ならZよりもさらに活躍しやすい機体が存在しますので、やはりZの良さを最大限に生かすためには2種類の格闘と変形、奇襲などの強みをうまく使っていかなければならないと思います。
格闘についても緊急回避のない機体に最大限ダメージを与えられるコンボをあらかじめ確認しておきましょう。
ちなみにガンプラに関してはこちらのRG1/144ゼータガンダムをお勧めしています。
MGをぎゅっと凝縮させたようなキットになっていますのでかなり作り甲斐があると思いますよ。
以上を今回の記事とさせていただきます。
また他の記事でお会いできるのを楽しみにしています。