【体験談】IELTS Overall score 7.0を達成した勉強法

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皆さんこんにちは。

けびんの部屋へようこそ。


今回は「【体験談】IELTS Overall score 7.0を達成した勉強法」と題しまして

僕がIELTS Overall score 7.0を達成した勉強方法を紹介していこうと思います。


僕は留学に伴う英語力証明としてIELTSを受験し、2023年9月からのイギリス留学が決定しました。

勉強を始めたばかりの頃は効果的な勉強法を模索することにかなり時間を消費してしまったので、

これからIELTSの勉強を始める方が僕と同じような遠回りをしなくても良いように留学体験記の一部として僕が行ってきた勉強法を紹介したいと思います


けびん

留学希望者必見!



人によって勉強法の最適解は異なりますので他人の勉強法を完コピすればよいというわけではありませんが、

参考となる情報があるのとないのとでは成長のスピードが大きく異なってきます。

この記事では僕が実際に行った勉強法を紹介するとともに、

個人的に効果的だと思ったもの、効果的ではないと思ったものを紹介していこうと思います。

あくまで個人の意見ですのであらかじめご了承のうえ読み進めていただければと思います。

それでは本題に入っていきましょう。


こんな人に読んでほしい!!
  • 留学にIELTSスコアが必要な人
  • IELTSのテスト勉強で躓いている人
  • 英語の勉強方法が分からない人
是非参考にしてね!




目次

IELTSとは



IELTS(International English Language Testing System)はケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシル、IDP Educationによって運営されている英語の熟練度を測るための英語検定の一つです。

同じような英語検定にはTOEFLなどがありアメリカに留学する際はTOEFL、イギリスに留学する際はIELTSといった認識がされることが多いですが実際はどちらも国際的な認知度が高く権威のある英語能力判定となっています。


けびん

最近は米=TOEFL、英=IELTSじゃなくなってきているよ!



IELTSにはAcademic(アカデミック・モジュール)General(ジェネラル・トレーニング・モジュール)の2種類が存在し、アカデミック・モジュールは主に留学などに使うための英語力証明として、ジェネラル・トレーニング・モジュールは移住などに伴う英語力資格試験として利用されることがほとんどです。

多くの方がいわゆるIELTSと呼んでいる資格試験はほとんどの場合がアカデミック・モジュールのことを指しており、問題の難易度はジェネラル・トレーニング・モジュールよりも高くなっています。

受験料はテストセンターによって異なりますがおよそ25000円~30000円弱となっており英語力検定の中ではかなり高額な部類に入ります。

IELTSを受ける前に

上でも述べましたがIELTSの受験料は25000円以上とかなり高額です。

英語検定としての難易度も非常に高く目標のスコアを達成するために複数回受験することも珍しくありません。

しかし受験料の金銭的負担を考えればできるだけ少ない回数で合格することが望ましいです。

そこで役に立つのがIELTS模擬試験です。


引用元:IELTSプログレス・チェック



IELTSにはIELTSプログレス・チェックと呼ばれる公式模擬試験が存在し本番と同じレベルの問題をオンライン形式で体験することができます。

また採点も本試験と同じ基準でなされるため自分の現在のスコアレベルを確認することができます。

模試の受験料は49.95USドル(およそ7000円)と本試験よりもかなり安価であるため本試験の前に自分のスコアレベルを確認する意味で受験することを強くお勧めします。

正直7000円の出費も小さいものではありませんが30000円弱の本試験よりはだいぶましです。

目標達成の見込みのない状態で特攻し30000円を無駄にしないためにも本試験前に1度は受験してみるべきだと思います。

ちなみに僕は本試験1発で目標スコアを達成しましたがその前に模試を2回受験しています。

1回目はIELTSのレベル感を知るためにテスト勉強を始めたての段階で、2回目はある程度勉強した後に自分の目標スコアが射程範囲に入っているかを確認する意味で受験しました。

多く見積もると総額で45000円ですが、模擬試験ではなく全て本試験を受験していたら1回の受験料を25000円と安く見積もったとしてもトータルで75000円です。

1回の受験にかかる金銭的な負担が大きい分しっかりと自分の英語レベルを模試で確認し、本試験受験を最小回数で済ませられるようにしましょう。



勉強期間について



具体的な勉強法を紹介する前に勉強期間についても紹介しておきます。

その人の現在の英語力によってIELTSの目標スコアを達成するのにかかる勉強期間は大きく変わってきます。

IELTSはOverall scoreを0.5向上させるのに約200~300時間の勉強が必要であると言われています。

1日3時間勉強するとして約3か月です。

IELTSを勉強する動機として最も多い留学に的を絞って考えてみましょう。

イギリスへ留学するのに必要なIELTSのスコアが語学留学で4、大学以上だと最低でも5.5必要となります。

また名のある大学へ留学するためには6.5~7.0のスコアが必要となり世界トップレベルの大学だと7.5以上が要求される場合もあります。

ビザ申請時までに目標スコアを取得すればよいとはいえ、出願準備や自己推薦書の作成にも時間がかかりますのでIELTS対策は早めに始めるに越したことはありません。

最低でも留学を希望する1年前からは対策を行うようにしましょう。


けびん

目標スコアを早めにとるに越したことはないからもっと早くから対策を始めてもいいくらいだよ!




IELTS Overall score 7.0を達成した勉強法



以下に僕がIELTS Overall score 7.0 を達成するために行った勉強法を紹介していきます。

その前に少し僕の持論を紹介させてください。

僕は実力とテストの点数が完全にイコールであるとは考えません。

オックスフォード大学やケンブリッジ大学などの名門大学を受験するためにはIELTS Overall score 7.5 が必要ですがこれはネイティブスピーカーがしっかりとIELTS対策を行った際に取得できるスコアです。

言い方を変えるとネイティブであっても試験勉強をしなければOverall score 7.5は取れないということです。

日本人であるからといって日本語検定で満点をたたき出せないのも同じ理由であると考えます。

この事実からも分かるように世の中のテストにおいて「点数=実力」となっているものはそう多くはないのです。

ですから僕は勉強において「実力を向上させるための勉強」「テスト対策」を分けて考えています。

実力が全く伴っていない状態で「テスト対策」を行っても数に限りのある試験問題を消費するだけですので最初は「実力を向上させるための勉強」をメインで行いましょう。

ある程度勉強したら実力の向上をチェックするという意味で試験問題を解いてみます

目標スコアが射程圏内に入っているようなら「テスト対策」へ、まだ厳しいようなら「実力を向上させるための勉強」へ戻るように勉強を行うのがおすすめです。


ちなみに

ケンブリッジ大学より発売されている公式問題集の解答にはリスニングとリーディングにおいてband score 4 以下に該当する場合はより基礎的な勉強が必要であるとされています



これから各セクションに分けて僕が行ってきた勉強法を紹介して言いますが各項目でも「実力を向上させるための勉強法」と「テスト対策」を分けて紹介していますので是非参考にしてみてください。


Listening

実力向上

リスニング力の向上のために僕が行った中で一番効果が出た勉強法が英会話です。

具体的な方法は以下のスピーキングの項目で紹介しますが、英語を話すことを通してリスニング力が劇的に向上しました。

というのも会話において相手の言っていることを聞いて理解するということは大前提であり、これができないとそもそも会話が成立しないです。

英会話の中では自然と相手の言っていることを聞き、リアクションを取ることになるため無意識にリスニング力が鍛えられます。

また自分が会話の中で使うことができる単語や文章は当然聞き取ることもできますので会話で使える単語・文章を増やすこともリスニング力の向上につながります。


ボキャブラリーの勉強も非常に効果的でした。

僕たちノンネイティブはリスニング中に頭の中で英単語を日本語に翻訳する作業を行っています。

この際の翻訳スピードが遅いとどんどん処理すべき情報がたまってしまい後が詰まることで処理不能状態を引き起こすわけです。

単語を見た瞬間に意味が分かるレベルまで単語帳を仕上げれば(単語帳を高速周回できるようになれば)頭の処理能力が大きく向上しますし単純に意味の理解できない単語が減ることでもリスニング力が底上げされます。

ただし正しい発音を身に着けることが大切ですので発音記号やGoogle翻訳の発音機能などを使い勉強することが必要です。

ボキャブラリーはリスニングのみならず4技能すべてを大幅に底上げしてくれるのでコツコツ勉強することをお勧めします。


けびん

ちなみに単語帳は書いて1個1個時間をかけて覚えるより周回してその単語を見る頻度を上げる方が効率よく覚えられるよ!



テスト対策

リスニングセクションのテスト対策としてはケンブリッジ大学より発売されている公式問題集で本番形式問題を解くことがおすすめです。




正直リスニングには結構自信があったので最初に公式問題集で問題を解いたときも「そこそこできるだろうけど一応やっとくか」くらいのノリでしたが結果は爆死でした(笑)

英検やTOEFLとは違いメモを取らせるような喋り方をしていないうえ、回答を書き込む時間がかなり短いため音声を聞きながら問題を解いていくことになると思います。

このような出題形式や試験問題の特徴を知っているのといないのとではスコアが圧倒的に変わってくるため回数をこなすことでIELTSのリスニング問題に慣れるというのが一番のテスト勉強になります。


けびん

リスニング問題のコツはメモを極力取らず聞きながら問題を解いていくこととガイダンス音声中に問題と選択肢をできるだけ読むこと!



IELTSに過去問はない⁈

IELTSは英検などと違い過去問が公開されていません。

それゆえ、唯一の本番形式教材が公式問題集になっています。

本記事執筆時点(2023/06/11)ではver17まで発売されておりver18の発売が2023/7/31に予定されています。

ここからも分かるように公式問題の総数には限りがあり適当に消費してよいものではありません。

各テキストには4回分の公式問題が収録されていますので単純計算だと現時点で68回分問題を解けるよう感じますが古いもののほうが最新のものより難易度が低いと言われています。

実際僕も古いものを解いたことがあるのですが確かに最新のものに比べたら優しい問題が多かったように思います。

体感だと公式問題集のverが一桁代のものが優しくなっているように感じましたので本番レベルの問題は約30回分と考えるべきでしょう。



Reading

実力向上

リーディングの実力向上にはインターネットで公開されている英語記事を読むことがおすすめです。

僕が一番メインで使っていたのがNATIONAL GEOGRAPHIC(ナショナルジオグラフィック)の英語記事です。


引用元:NATIONAL GEOGRAPHIC



自分の興味のあるジャンルから記事を選べるという点やアカデミックな内容を扱っていることからIELTSで出題される長文に似た文章を読める点がナショナルジオグラフィックを使うメリットです

まず文章を辞書等を使わずに自力で読み進めます。

最後まで読み終わったら英文をGoogle翻訳などで翻訳し自分が読み取った内容がどの程度あっていたのかを確認します。

確認が終了したら今度は音読でもう一周読み込みます。

音読をした際に一周目で意味が分からなかった単語、発音が分からない単語を書き出します。

二周目終了後、最後に音読で三周目を読み終了です!

これを毎日1記事ずつ行ったことでリーディングの実力が大きく向上したと思います。

具体的には英文を読む速度が向上したと思います。

慣れてきたら一周目にかかった時間を測ってみるのも良いでしょう。

記事によって文量はかかる時間は結構違ってきますがどれくらいの文量ならどのくらいの時間で読めるということを体感でつかんでおくことも非常に重要です。

二周目で書き出した単語はノートにまとめてオリジナル単語帳として活用しましょう

実際に自分が文章を読んでわからなかった単語を書き出しているわけですから出版された単語帳よりもはるかに実践的な単語帳が出来上がるはずです!

ナショナルジオグラフィック以外の教材に関してはTED talksがおすすめです。


引用元:TED talks



TED talksに関しては発表者のスクリプト(原稿)が公開されているうえ、日本語字幕を表示することもできますので自分の理解がちゃんとあっているかどうかを確認するのが容易な教材となっています

また音声を聞くことになるわけですのでリスニング能力の向上も期待できます。

基本的な勉強方法はナショナルジオグラフィックと同じです。

ただ、TED talksには映像がついていますからしっかりと英語を聞くことで発音なども学ぶようにするとよいでしょう。

発表者全員がネイティブではありませんので「なまり」の入ったリアルな英語を聞くことができるのも大きな魅力であると思います。

唯一注意点があるとすればTED talksで扱っている英語が口語であるという点です。

ナショナルジオグラフィックと比べると文章としては若干カジュアルだと思います。

よりIELTSで出題される文章に近い点でいうとナショナルジオグラフィックの方に軍配が上がりますのでTED talksはたまにやるくらいで良いと思います。


けびん

スピーキングの表現を知りたいのであれば毎日やっても良いくらいの素晴らしい教材だと思うよ!



テスト対策

テスト対策としてはリスニングと同じになってしまいますが公式問題集で試験問題を解くことが効果的だと感じました。




自分の英語力が明らかに不足している状態で公式問題を解いても無駄に回数を消費するだけとなってしまいますのできちんと最低限戦える実力をつけてからテスト対策を行うことを強くお勧めします。

公式問題を解くことを通してスピード感や問題の癖を理解するようにしましょう。

IELTSのリーディングで最も問題となってくるのが時間です。

制限時間が足りなくて最後の長文までたどり着かないという場合も最初のうちは発生すると思います。

大問が全部で3つ用意されていますが後半の方が文量が多く難易度も高いので時間がかかります。

僕は大体15、20、25分の時間配分となるように問題を解いていました。

スピードがある程度ついてきたとしても時間がカツカツなことは変わらないと思います。

Overall score 7.0を目指しているというレベル感だと基本的に見直しができる時間はないと考えるべきでしょう。

そのため確実に得点を取っていく必要があり問題の難易度が低い前半部分ではできる限り満点を狙っていく必要があります。

40問中30問正解でband score 7.0に相当するため10問ミス以内に抑えることを意識しながら問題を解くのが良いと思います。

IELTSの特徴的な問題として文中に登場した人物がどのようなことを主張したのか、やったのかを選択する問題があります。

当然複数の人物が登場している場合がほとんどですので誰についての情報がどこに書かれていたかが分からないと非常に時間がかかってしまいます。

対策として文中に登場した人名、固有名詞を〇などで囲っておくことで一目で該当する部分を発見することができるのでテクニックの一つとして使ってみてください。

またIELTSの正誤問題も非常に独特であり「書かれていない」という選択肢があることが大きな特徴です。

慣れないうちはこの「書かれていない」という部分で躓くことも多いかと思います。

これについてはyoutubeでたくさんの解説動画が公開されていますのでいまいちよく理解できていない方は一度見てみることをお勧めします。


僕が実際に参考にした動画↓



Writing

実力向上

ライティングについてはとにかく数をこなして英文を書くのに慣れることが最も効果的な勉強法だと思います。

リスニングやリーディングとは違いトピックさえあれば本番に近い形での演習ができるのでインターネット上に公開されているIELTSライティングのトピックを参照しとにかく数をこなすようにしましょう。

配点としては前半のグラフや地図問題に比べて後半の意見を述べる問題の方が配点が高いため前半の問題をできるだけ早くこなし、後半に時間を割く必要があります。

僕は20分、40分の時間配分を採用していました。

ライティングの勉強を続けているとスピーキング力の向上も期待できます。

やはりアウトプットという意味で共通しているためか自分が言いたいことがライティング勉強前よりもスラスラいえるようになった実感があります。

しかしいくら量をこなすことが大事とは言っても適当な文章を大量に書けば良いというわけではありません。

きちんと文法的に正しい文章を書くことを意識しましょう。

自分が書き上げた文章はきちんと添削をして間違えを直していくことが大切です。

身近にいる英語が堪能な人物に添削をお願いできれば良いですがそんな都合の良い存在が近くにいる方の方が少ないと思いますし、

仮にいたとしても結構な負担になりますので家族くらい身近な関係でもなければ毎回お願いするのは難しいでしょう。

僕はGrammarlyという添削アプリ(サイト)を使用して自分の英作文を添削していました。


引用元:Grammarly



言い換えやより良い言葉遣い、パラフレーズなどは有料プランを購入しなければ利用できないサービスですが、

シンプルな文法ミスなどは無料版でも添削可能なのでかなりおすすめです

最初は無料版を使っていたんですけど留学先でも役に立つと思ったので最終的には有料プランに登録しました。

一括購入する期間が長ければひと月当たりの料金がお得になるというサブスクでよくあるシステムだったので思い切って1年プランに登録しました。

お金を払っている以上使わないともったいないという気持ちから英作文モチベがちょっと上がるのも地味にメリットだと思います(笑)


テスト対策

ライティングのテスト対策としては与えられたトピックごとにある程度「型」を作ってしまうというのがおすすめです。

大問1ではグラフ問題や地図問題などが出題されますが解答の仕方にはある程度定石があります。

グラフ問題の場合、

グラフが何を表してるかを1文でざっと説明 ⇒ 注目すべきポイントの概略 ⇒ 1個目の特徴の詳細な説明 ⇒2個目の特徴の詳細な説明 ⇒ 3個目の特徴の詳細な説明

といったような流れが最もメジャーです。

各パートの最初の一文を決めておくだけでもかなりスラスラ英作文ができるようになるのであらかじめ切り口になる文章は何種類か覚えておくのが良いと思います。


  • The graph clearly reveals that ~
  • One of the main trends to note is ~
  • Another point to note is ~
  • It is also worth pointing out that~



大問2では自分の考えを文章化することが求められます。

もちろん大問2にも定石があり絶対に含めなければならない内容も存在しますのでそこについては公式ホームページ等でチェックしてください。

>>IELTS公式ホームページ

上でも述べた通り配点が大問1よりも大きいためここで点数を稼いでいく必要があります。

点数を稼げるような難しい言い回しやサポーティングデティールをいくつか覚えておいてそれを文章中で使用できるようにすることが得点アップにつながったと思います。


  • It has been claimed that ~
  • In more detail ~
  • Specifically ~
  • For instance ~
  • Vice versa



作文のレパートリーが多いことをアピールできるように難しい文法表現を織り交ぜることで得点アップを狙えます。


けびん

もちろん文法が間違っていればその時点で減点だから完璧に使いこなせるものを使っていくことが大事!



また文中に具体例を入れ込むことは高得点を狙ううえではほぼ必須条件ですので忘れずに入れ込むようにしましょう。

最後に単純ミスをできるだけしないように努めるようにしてください。

あくまで僕の個人的な感覚ですが三単現や単数複数などの単純ミスの数が結構直接点数に響いている気がします。

Grammarlyを使い始めて単純ミスが減ってから模試のライティングスコアが6.0を下回ることはありませんでした。

難易度が高い文法を使いこなす自信がないという方は単純なミスをできるだけ減らせるように努めてください。

逆を言えば難しい文法が使えるという人もミスが多ければ大きな減点を食らうことになるのでケアレスミスには十分に注意しましょう。


Speaking

実力向上

ライティング同様スピーキングも英語をしゃべりまくることで実力を向上させることができます。

しかしライティングとは違いスピーキングばかりは相手がいないと成立しません。

もちろん僕も都合よく英語が堪能な友人や家族がいるわけではなかったのでネイティブキャンプというオンライン英会話サービスを利用していました。


引用元:ネイティブキャンプ



たくさんあるオンライン英会話サービスの中でもネイティブキャンプを選んだ理由は単純明快で一番リーズナブルだったからです。

オンライン英会話の月謝相場は大体8000円前後ですが回数が制限されているものがほとんどです。

また本格的なビジネス英会話を学ぼうとすると月10000円は超えてきます。

そんな中ネイティブキャンプは6480円というリーズナブルな値段で回数無制限でレッスンを受けることができます。

1レッスン最長25分で僕は今でも1日2レッスンを行っていますから、1レッスン当たり約100円です。


けびん

最低賃金がっつり下回ってるじゃん(笑)



やりこめばやりこむだけお得なシステムとなっています。

唯一不満があるとすればネイティブキャンプという名前です。

ネイティブと名前に入っていながらネイティブスピーカーの授業を受けるには追加でお金を払わなければいけないので始めたての時は正直結構がっかりしました(笑)

しかしネイティブじゃない先生方も正直ネイティブと変わらないくらい英語が堪能ですのでスピーキング対策という意味では全く問題ありません。


けびん

最初はフィリピン人の先生かセルビア人の先生が個人的にはおすすめだよ!



僕はこのネイティブキャンプというオンライン英会話サービスを使ってスピーキングを練習していました。

もし身の回りに英語が堪能な方がいて日常的にその人と英語で会話をする機会があるのでしたら正直それでもかなり実力が向上すると思います。


スピーキングにおいて重要なのは会話のテンポです。

話したいと思っている内容があったとしても英会話になれていないと頭の中でその文章を英訳するのに時間がかかってしまい、結果として会話のテンポがすごく悪くなってしまいます。

逆に英会話になれている人はこの翻訳作業を高速で処理できますからタイムラグがほとんどなく会話のテンポも良いということです。

さらにレベルが上がってくると翻訳作業をせずに直接英語で物事を考え、喋れるというレベルになります。


けびん

いわゆるバイリンガルというやつだね!



IELTSのスピーキングテストでも会話のテンポというのは「流暢さ」という項目で採点されますので意識していく必要があります

他にも語彙や発音などの採点項目がありますが実際に試験を受けてみた感想としてはそこまで堅ぐるしいものではなかったという印象を受けました。

スピーチを短時間で考えて話すといったようなテストらしいパートはありますが基本は日常会話のノリの延長線上でディスカッションをしているといった感覚でした。

ですからオンライン英会話サービスに登録しなくても日常的に英語を話せる環境にいる方は少し意識してディスカッションを行うだけで十分な対策になると思います。


けびん

普段より少しだけフォーマルなトピックで会話するだけで十分対策になると思うよ!



テスト対策

上でも述べましたが僕は日常的に英会話を行える環境にいなかったのでテスト対策含めスピーキング練習はネイティブキャンプで行っていました。

ネイティブキャンプでは5 minutes discussionという教材があり先生と与えられたトピックについて5分間ディスカッションを行うことができます。

この 5 minutes discussionのシステムがIELTSのスピーキングテストのディスカッションパートとほとんど同じであったため僕はひたすらこの教材で練習をしていました。

スピーチパートの練習は適当なお題を自分で考え実際に時間を測って疑似スピーチを行うことで対策しました。

お題に関してはググればいくらでも似たようなものが出てきますので活用してみてください。

黙りこくっちゃうことが一番よくないので規定時間はしゃべり続けられるように意識して練習を行うと効果的です。

最後に冒頭にある自己紹介パートですが、

自己紹介をしてくださいと促される場合と試験官に質問される形で自己紹介を行う場合があります。

質問される形の場合は聞かれたことについて回答することしかできませんが、

自己紹介を促された場合は用意しておいたテンプレを使うことができますので短い自己紹介文をあらかじめ考えておくのも良いでしょう。

あまり効果を感じなかった勉強法

ここでは僕が試した中であまり効果を感じなかった勉強法を紹介していこうと思います。

結果が出るまでにものすごい時間がかかると感じたり単純に効率があまりよくないと感じたものを紹介していこうと思います。

※あくまで個人の意見です

英語で映画、ドラマを見る

暇つぶしや自分の趣味として英語で映画鑑賞やドラマ鑑賞を行うのであれば副次的な効果として耳が英語に慣れることが期待できるかもしれませんが、

勉強としての映画、ドラマ鑑賞は正直あまりお勧めできません。

まず第一に映画やドラマを見ているうちにストーリーに引き込まれてしまい本来の目的が英語の勉強であることを忘れがちになってしまうことがあげられます。

本当に映画やドラマを通して英語を習得したいのであれば分からない表現や単語が出るために動画を停止したり同じエピソードを何回も繰り返し見る必要があるので後半は結構つらくなってきます。

またシンプルに勉強として効率がそこまで良くないと思いました。


けびん

どうせ勉強として動画をみるならTEDtalksとかドキュメンタリーの方が向いてるしね!



なのであくまで娯楽として楽しみ、副次的な効果として(多少)英語のリスニングに慣れるくらいの印象で勉強としてがっつり行うものではないと思います。


IELTSこれ一冊で完全対策!的な教材

IELTSの雰囲気をつかむために軽く読んだり例題を解いたりするくらいなら全然大丈夫ですが、最初から最後までがっちりその教材だけで勉強するというのは非常にリスキーだと思います。

個人的にはこの手の一冊で完全対策!的な教材はレベル感がかなり低く設定されている印象を受けます。

僕は2冊ほどこのような総合対策教材を購入しましたが教材の最後についている本番形式問題も実際の試験問題よりかなりやさしく作られていると感じました。

Overall score 6.0程度であればこのような参考書でも対策可能かもしれませんが7.0以上を目指すのであればかなり険しい道のりになるでしょう。

また使い続けるわけでもないのに1冊2000~3000円してしまいますので購入よりは図書館などで借りて読むことをお勧めします。



まとめ

今回は僕がIELTS Overall score 7.0を達成するために実際に行った勉強法を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

IELTS Overall score 7.0を達成するのは決して簡単なことではありません。

継続的に長期間英語を勉強することになると思います。

しかしあくまで言語の勉強なので英語を使い続けている限りいつかは必ず達成されるものでもあります。

早めに対策を始めることでタイムリミットによるプレッシャーがないリラックスした状態で勉強をすることができますので、

留学を考えてる方でまだ勉強を始めていない方は、ぜひ本記事を参考にして勉強に取り組んでみてください。


以上を今回の記事とさせていただきます。

また他の記事でお会いできるのを楽しみにしています。

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