【留学体験記】僕がイギリスへの大学院留学を選んだ理由 留学方式、留学先の選び方

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皆さんこんにちは。

けびんの部屋へようこそ。


今回は「【留学体験記】僕がイギリスへの大学院留学を選んだ理由 留学方式、留学先の選び方」と題しまして、

僕が語学留学ではなく大学院留学を選んだ理由と留学先としてイギリスを選んだ理由についてお話していきたいと思います。


僕は2023年9月よりイギリスへの大学院留学を予定しています。

留学が決定するまでに様々な困難がありましたがその中でも留学先、留学方式の決定には大いに時間を使いました


ひとえに留学とはいっても、箱をはけてみると留学の方式、留学先は実に多様です。

留学はしてみたいけどどのような方式でどこへ行くのが良いか全く見当がつかないという方も少なくないのではないでしょうか。

実際僕も漠然と留学を考えていたころは留学方式や留学先に関する知識が全くなく、知らなさすぎるがゆえに調べるとしても何から調べればよいかがわからないという状況を体験しました。

そこで今回は僕がどのようにイギリスへの大学院留学を決めたのか、大学院留学、イギリス留学のメリットなどを含め紹介していこうと思います。

イギリスへの留学を考えている方は是非参考にしてみてください。


それでは本題に入っていきましょう。


こんな人に読んでほしい
  • 留学をするか悩んでいる人
  • 留学先の選定で迷っている人
  • 留学方式、期間で迷っている人
是非参考にしてね



目次

主要な留学方式



僕がどのような判断をして留学先、留学方式を選択したかお話しする前に、

まずは基本的な留学方式を紹介していこうと思います。

主要な留学方式は以下の4種類です。


語学留学

いわゆる最もメジャーなタイプの留学方式です。

留学先で語学学校に通い、海外生活を体験しながら英語やその国の言語を勉強するという留学方式です。

短期(数週間~数カ月)、長期(半年~1年)ともに対応しておりいわゆる多くの方が想像する「海外留学」はこの語学留学を指していることが多いです。

留学先では語学学校に通うのが一般的ですが中には現地の大学が語学留学コースを提供している場合もあります。


ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは留学先でアルバイトや仕事ができる制度のことであり外務省のホームページでは以下のように定義されています。


ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です

引用元:外務省



もともとはビザ制度を指す言葉ですが、それが転じて留学先でアルバイトや仕事をしながら英語を勉強するといった留学方式を指すことも多くなっています。


交換留学

在籍する日本国内の大学が提携している海外の大学で勉強するという留学制度です。

単位の振り替えができたり、大学側がサポートしてくれるといったメリットはありますが枠に限りがあるため在籍大学での成績等が留学の可否に直接つながります。

交換留学をする際の留学費用については各大学の制度によって異なりますが留学先の大学ではなく在籍している日本の大学に授業料を払うことが多く他の私費留学に比べると費用の面でアドバンテージがあります。

両大学の学位を得るDouble degree(ダブル・ディグリー)などの特別な制度もありますが一般的には留学先の学位はもらえません。


学部、大学院留学

高校や大学を卒業した後、直接海外の大学や大学院に入学する留学方式です。

留学というよりは進学と呼ぶ方が的を射ており学部なら4年、大学院なら1もしくは2年間の期間海外で生活をすることになります。

もちろん卒業の際には卒業証書が発行され学位が授与されるため正式な学歴として扱うことができます

ただし、現在在籍している大学を休学して留学する場合、学校によっては在学中に他の大学で学位を取得することを禁止している場合もあるため再入学を前提とした一時的な退学が必要になることもあります



大学院留学を選んだ理由



さて、ここからは僕がなぜ数ある留学方式の中から大学院留学を選んだのかを語っていきたいと思います。

僕は家庭環境や今までの海外経験などもあり大学に入学した時から留学することを考えていました。


大学生の留学スケジュール

大学生が留学する場合プランとしては、

  • 2年時に交換留学制度を使い留学する
  • 2年時に半年から1年休学して留学する
  • 卒業後に留学する

の3つがメインとなります。

交換留学制度は大学から提供される留学制度であるため単位の振り替えなどが可能なことが多く2年時に留学し帰ってきてからそのまま3年に進学することも可能な場合が多いですが、

そのほかの私費留学では留学中に在籍している大学の単位が取得できないため休学を余儀なくされます

僕は理系大学生ということもあり現在在籍している大学でも修士号を取得することが望ましい状況であるため、

日本で大学院に進学後、そこで1年休学し留学をすることにしました。


けびん

どうせ休学したら卒業年は1年ずれることになるし、だったらできるだけ長く留学しようと思って1年の長期留学にしたよ!



大学院留学を希望した最大の理由

僕が大学院留学を選んだ最大の理由は唯一学位を与えられる留学方式だったからです。

交換留学制度は成績以外にも学部や選考によって大きく条件が変わってきます。

なかには先ほど少し触れた両大学の学位を与えられるDouble degree(ダブル・ディグリー)などもありますが、枠が少ないうえ条件がものすごく厳しいです。

残念なことに僕が通う学部ではそもそも単位振り替えができる交換留学先がありませんでした(もちろんダブル・ディグリーも)。

つまりこの時点で留学をするのであれば私費で留学をしなければいけないことが確定したわけです。

ご存じの通り留学の費用は決して安いものではありません

在籍している学校がお金を出してくれる交換留学制度を使わないとなるとその莫大な留学費用は個人で負担しなければなりません。

留学にかかる費用は、 ワーキングホリデー > 語学留学 > 大学院留学 となっていますが正直1年間留学するとなるとどの方式でもそれなりに費用がかかります。

しかしワーキングホリデーと語学留学は学位が与えられないため目に見える形で留学経験が自分のアドバンテージにならないのです。

それもそのはず、留学に詳細な定義はなく、1週間の短期であっても1年間の長期であってもすべて同じ留学という枠でひとくくりにされてしまいます。

また語学学校や留学先大学のレベルも千差万別であるため「留学経験≠全力で英語や専門知識を勉強した経験」なのです。


けびん

残念なことに留学先で一切勉強せず遊びまくっていたというパターンも非常に多いよ。。。



しかし学位があれば自分の留学の価値が保証されます

学位がその大学(大学院)を卒業できるレベルの努力と能力の証明になるのです。

つまり自分の学歴になるのです。

学歴が一番大事であるというつもりは一切ありませんがあって困るものではありませんし、少なくとも現在の日本社会において自分の人生を有利にしてくれるものであることに間違いはありません。

就職活動を控える大学院生にとってはより大きなアドバンテージになります。


大学院留学は得られるものが多い

所属する研究室に大学院留学を経験したOBの先輩方がいたため話を聞かせてもらいました。

大学院留学のメリットを聞いてみましたが、

皆さんが口をそろえて言うのが語学留学やワーキングホリデーよりも得るものが圧倒的に多いということです。

まず卒業をしなければならないという重圧があることで甘えが許されない生活を強いられます

先ほども少し触れましたが留学はしたものの勉強よりも遊びを優先した結果、楽しい思い出以外得るものがなかったという失敗をする人は少なくありません。

語学留学やワーキングホリデーは留学中の時間的な余裕が多いため自分を律しながら生活しないと簡単に誘惑に負けてしまいます。

しかし大学院留学は卒業という最大の目標が良い意味でも悪い意味でも重圧となるため甘えが許されないのです。

そのため結局何も身につかないという典型的な失敗をする可能性が他の留学方式よりも少ないといいます。

また語学留学やワーキングホリデーの最大の目標は英語の勉強ですが大学院留学では専門知識、スキルの習得です。

英語で授業を受けることになるため英語力はある程度自然に向上することを考えると、得られるものはそれぞれ

語学留学 = 英語

大学院留学 = 英語 + 専門知識

となります。



留学先としてイギリスを選んだ理由を



イギリスは1年、アメリカは2年

僕が留学先としてイギリスを選んだ最大の理由は大学院を1年で卒業できるからです。

もちろん全ての大学、コースが1年で卒業できるというわけではないですが、イギリスの大学院は1年で卒業できるコースが他の国と比べて圧倒的に多いです。

前述しましたが僕はイギリスで修士号を取得した後、日本に戻り現在の在籍大学でも修士号を取得する予定です。

仮にアメリカに行くとすると学部、修士合わせて8年間を大学で過ごすことになります。

さすがに博士課程に進むわけでもないのに8年間はやりすぎだと思いましたし僕の中で20代の仕事をすごく大事にしたいという思いもあり、できるだけ短い期間で修士号を取得できるイギリスを選択しました。


けびん

オーストラリアなどの選択肢もあったんだけど大学院留学ということで大学のレベルや知名度を考えて僕はアメリカとイギリスの2択だったかな。。



また1年間で修士号を取得できることは金銭的にもメリットが大きいです。

海外の高額な生活費をアメリカに進学した場合の半分で抑えることもできますし、そもそもの学費もイギリスの方が安い傾向があります。

ただでさえ海外留学、その中でも特に大学院留学はお金がかかりますので留学費用を抑えることができるという理由だけでもイギリスを留学先とする価値はあるのではないでしょうか。


イギリス英語とアメリカ英語を比べると

もちろんイギリス留学が良いことづくめというわけではありません。デメリットももちろんあります。


けびん

ご飯がおいしくないというのは有名すぎるので割愛するね(笑)



中でも僕が大きいと思ったがイギリス英語です。

ご存じの通り英語は大きく分けてイギリス英語とアメリカ英語の2種類存在し綴りにも発音にも違いがあります。

英語の歴史を考えればイギリス英語の方がよりオリジナルに近いといえると思いますが、現在はアメリカ英語のほうがメジャーとなっています(参考:American or British English? Which one should you study? )。

単純な人数比較以外の観点から考えるとイギリス英語の方がメジャーであるという考え方もありますが少なくとも日本で使用されている英語はほぼアメリカ英語です。

もちろん違いはあるものの多くの部分は共通しているためどちらを学んでも問題なく英語として通用はするのですがより使われている英語を学ぶという意味ではアメリカ留学に軍配が上がると思います。

ですから大学院留学ではなく語学留学に1年間いくということでしたら僕はアメリカを留学先にするのも悪くないのではないかと思います(生活費や治安などを別に考慮する必要はありますが)。



まとめ

今回は「【留学体験記】僕がイギリスへの大学院留学を選んだ理由 留学方式、留学先の選び方」と題しまして、

僕が語学留学ではなく大学院留学を選んだ理由と留学先としてイギリスを選んだ理由

を話してきましたがいかがだったでしょうか?


正直イギリスに行くかアメリカに行くかはたまたオーストラリアかなどは人によるところが大きいので絶対ココ!とはお勧めできませんが、

留学方式に関しましては圧倒的に大学院留学がおすすめであることをお伝えしたいです。

やはり1年間私費留学するとなるとどちらにせよ安くはない費用を払うことになりますので、

学力、英語力面での入学条件が厳しかったとしてもそこは努力をして学位が授与されるプログラムで留学するのが良いと思います。

残念なことに日本はまだまだ学歴社会から抜け出せていないところもありますので海外の大学の学位が役に立つ場面も少なくないはずです。

また甘えられない環境が留学の価値を高めてくれるというメリットもあります。

楽しい思い出が必要ないとは言いませんが思い出は旅行や長期滞在でも作ることができます。

しかし英語力や自分の能力向上は留学でしか得られないものです。

留学が終わった時に結局何も身につかなかったということにならないためにも留学は勉強であることをしっかりと意識して留学できる環境が理想的だと思いますよ。


留学に関して以下の記事も役に立つと思いますので興味がある方はぜひご一読ください。

>>【体験談】IELTS Overall score 7.0を達成した勉強法



以上を今回の記事とさせていただきます。

また他の記事でお会いできるのを楽しみにしています。

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